なんか食べてんのかなーって思ったらまさかの歯ぎしり。。
- 2歳の子どもが歯ぎしりするのは普通?
- 将来の歯並びに影響したりしない、、よね?
そんな悩みを抱えていませんか?
結論、子どもの歯ぎしりは生理現象で成長している証なので、基本的にはフル無視でOKです。
本記事では子どもの歯ぎしりの原因や対策、将来の影響までを小児歯科勤務で延べ1,200人のキッズの歯を見てきた歯科衛生士が徹底的に解説します。
育児における不安を少しでも解消し、余裕を持ってお子さんとの時間を過ごしましょう!
幼児の歯ぎしりの基礎知識

歯が生えてきたと思ったら早速歯ぎしり、、大丈夫これ?
こすれるほど歯がないのに一丁前に歯ぎしりをしていると、なんかかわいいですよね(違う)
歯ぎしりとは
- 無意識に上下の歯を強くこすり合わせる現象。
- 睡眠中に起こることが多いが、起きているときに歯ぎしりをすることもある。
幼児の歯ぎしりは基本的には心配不要!
大人の歯ぎしりの原因はストレスでしょ、、じゃあキッズの歯ぎしりもストレス、、??
お子さんが歯ぎしりをし始めたら心配になりますよね。
しかし、幼児の歯ぎしりは大人の歯ぎしりとは全くの別物です。
- 幼児の歯ぎしりは成長の証
- 成長に伴って起こる生理的な現象であることが多い。
幼児が歯ぎしりをすることは決して珍しいことではありません。心配になるパパママの気持ちもわかりますが、お子さんが成長している証だと前向きに捉えましょう。

だ、だよね~全然ビビってねえし~♪
幼児の歯ぎしりの原因
乳児が歯ぎしりをする原因は主に3つあります。
- 歯並びやあごの位置を調整するため
- 歯の生え始めのかゆみを解消するため
- あごの筋肉を鍛えるため
赤ちゃんは生後6か月頃から下の前歯が生え始め、生後8か月ごろになると上の前歯が生え始めます。歯の生え始めのかゆみを解消するためにこの時期に歯ぎしりが始まることが多いです。

歯の生え始めはむずがゆくておもちゃをかんだりすることも増える時期よね。
2歳頃になると乳歯が生え揃うため、噛み合わせを調整するために歯ぎしりをすることがあります。歯ぎしりにより、これから生える歯やあごの位置を正常な位置に移動させようとするため、歯ぎしりの回数が増えてくることもあります。
また、顎の発達を促すために歯ぎしりをすることもあります。

歯ぎしりは成長過程の一部!
これらは、キッズたちが意識的に行っているものではなく、本能的に行っているもの(本能ってなんかかわいいよね)
お子さんが成長しているんだなという温かい優しい気持ちで遠くから微笑み見守りましょう。
歯ぎしりが始まるタイミング
幼児が歯ぎしりを始めるタイミングは、生後8か月~10か月ごろの歯が生え始める時期が多いと言われています。
特に、2歳頃は乳歯が生え揃う時期であるため、嚙み合わせを調整しようと歯ぎしりの回数が増えてくることがあります。
そうそう、もっと歯ぎしりして矯正なしできれいな嚙み合わせにしてぇ~!と思えば思うほど、ぴたっと止まります。
ポイント
幼児の歯ぎしりはほとんどが一時的なもの!
歯ぎしりが終わるタイミングは個人差がありますが、ほとんどは生理的な現象なので、ながぁ~く細目で見守りましょう。
幼児の歯ぎしり対策

でもやっぱ気になんだよね、、なんか対策ある感じ?
幼児期の歯ぎしりは子どもの成長過程に起こる生理現象と言えど、毎晩「ギリギリ♪」とひどい歯ぎしりをしているとパパママも気になりますよね。心配でリアルなフェイスも見ちゃうんだよね
- 本当に放っておいて大丈夫・・・?
- 音えぐいんだけどこれが普通なの・・・?
そんなビビりで子供がかわいくて仕方ない皆さんに秘伝の対策を伝授します!!
基本的には放っておいて問題なし
幼児の歯ぎしりは成長過程で必要な段階であるため、基本的には放っておいても問題はありません。ただの生理現象なので、自然になくなるケースがほとんどです。
それさっき聞いたって~!ほんまに放っておいてええの?
注意が必要な場合も!
- あまりに歯ぎしりの音がでかい
- 歯ぎしりが長期間続く
上記のような場合は歯医者(Dentalクリニック)へダッシュ!!
よく噛む習慣をつける
あまり噛まずに食事をする子どもは、顎の発達が未熟で、歯ぎしりが多くなると言われています。
噛む習慣をつけるためにも、歯ごたえのあるものを多く取り入れるなど食事メニューの改善しましょう。ホルモンとか最高ですね(嘘ですやめてください)
よく噛む習慣をつけることは、顎の発達や歯並びに良い影響を与えます。親が噛み続ける姿勢を見せつけましょう。飲み込んだ後も噛み続けてください。エアー咀嚼を身に着けることは子どもの為に必要な技かも。
- おにぎりを大きめに握る
- りんごやせんべいなど固めの食事を取り入れる
上記は実際に小児歯科に勤める私が常日頃キッズマザーたちに言っている言葉です。
小さい子どもにはつい一口大の小さいおにぎりを握ってしまいがちですが、大きめのおにぎりを握り、大きいお口を開けて食べるということは顎の発達にとっても良いのです。
また、りんごくらいの固さがちょうどよく、小さく切るよりも大きい口を開けて噛む練習ができるサイズに切ることが良いでそうです。
噛む力が弱いお子さんには生りんごはNG!租借をあきらめて一か八かで飲み込む可能性があるので、お子さんの成長に合わせて取り入れてみてくださいね。
大きな口を開け、奥歯でよく噛んで食べる習慣をつけることであごの発達を促すことができますよ。
マウスピースを活用する

え?幼児でもマウスピースってつけれるの?ミニボクサーみたいでかわいーー。
強い歯ぎしりが3歳以降も続く場合は、歯科医の専門的なアドバイスを受けてマウスピースを活用することもあります。
マウスピースをつけることで、歯ぎしりによって歯がすり減ることを防ぐ効果が期待できます。
しかし、これはごく稀なケースであるので、ほとんどは自然になおることを待つことが多いです。
定期的にお口の中をチェックする
幼児の歯ぎしりは基本的に心配ないものがほとんどですが、ごく稀に、歯ぎしりが原因で口内に異変を引き起こす場合もあります。
そのため、お子さんが歯ぎしりをするようになったら、パパママはよくお口の中をチェックしてあげましょう。
チェックポイント
- 歯が欠けていないか
- 口内は腫れていないか
歯磨きの時間などにお口の中をよく見て、歯が欠けているところ、腫れているところがないか確認してあげることが大切です。
歯が欠けていたり、口内に腫れている部分を発見したときは早めに小児歯科を受診しましょう。
日ごろからお子さんのお口の中の状態をよく観察しておくことで、異変があったときにすぐに気づける!仕上げ磨きの時に1本1本凝視!!
パパママがこまめにチェックすることで、お子さんの歯の健康を保つことができます。子どもに不審がられても目をかっぴらいてチェックしてあげてください。
小児歯科に診てもらう必要があるケースもある
幼児の歯ぎしりは基本的に放っておいても自然になおることが多いため、問題ありません。(これ何回言うの)
しかし、中には小児歯科に診てもらった方がよいケースもあります。
小児歯科に診てもらう必要があるケース
- 歯ぎしりの音があまりに大きい・長期間続いている場合
- 歯ぎしりが癖になっている可能性も。進行すると歯が欠けてしまう可能性あり。
- 口内が腫れている・出血している場合
- 歯ぎしりにより欠けた歯が、口内を傷つけている可能性あり。
- 受け口になっている場合
- かみ合わせが悪いため、下の前歯で上の前歯を削ってしまう可能性あり。
強い歯ぎしりが続くと、歯が欠けてしまうことがあります。乳歯が少し欠けた程度であれば問題ありませんが、欠けた乳歯が口内を傷つけている場合があるので注意が必要です。
生えかけのキッズの歯はまだもろいんだよね、、ちょっとの振動や衝撃でポロッと欠けちゃいます。
ポイント
- 多少の出血なら問題なし!
- 出血量が多い、出血がなかなか止まらない場合は早めに小児歯科を受診する
幼児の歯ぎしりは基本的には心配のないものが多いのですが、中には小児歯科を受診した方が良いケースもあります。お口の中をこまめにチェックしている中で、上記のような異変に気付いた場合は早めに小児歯科を受診しましょう。
まぁこれくらいだったら、ええかぁ、、で手遅れになるケースがちょいちょい(ボソッ)
少しでも不安だったらとりあえず歯医者へダッシュして!いい運動にもなるし!
2歳の歯ぎしりは将来に影響する?

歯ぎしりは悪い影響を与えるってどこかのだれかから聞いたような聞いてないような・・・
「子供の歯ぎしりは将来の歯並びに影響する」という噂を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
そんな噂を聞いたら、「成長過程の一部だから、見守りましょう」と言われても、お子さんのことを思うと心配になりますよね。
ここでは、2歳の歯ぎしりが将来に影響があるのかどうか、詳しく説明していきます。
基本的には影響なし!
基本的に、幼児の歯ぎしりは成長過程の一部で、一時的なものなので、将来に大きな影響を与えることはほとんどありません。
歯ぎしりを始めてすぐに影響を与えるようなこともないので、不安になりすぎずに、しばらく様子を見ましょう。
しかし、中には将来への影響が心配されるケースもあります。
影響①歯並び
長期間強い歯ぎしりが続くと、乳歯がすり減ってしまう可能性があります。
- 乳歯のすり減りはかみ合わせに影響を及ぼす可能性がある
乳歯のかみ合わせが悪くなると、永久歯が正しい位置に生えてこず、歯並びが悪くなる可能性があります。
影響②あごの発達
強い歯ぎしりが長期間続くと、あごの筋肉に負荷をかけることがあります。
- あごの筋肉に負荷がかかると、あごの関節の発達に影響を及ぼす可能性がある
お子さんがあごを痛がることもあるので、そんなときは早めに小児歯科を受診しましょう。あごを鍛えすぎると負荷がかかるんだよね、、あご以外も鍛えてバランスとろうって発想はやめてね(誰もしない)
気になる場合は小児歯科で相談を!
様々なケースを紹介してきましたが、素人が見て分からない部分もあると思います。
大切なお子さんの体のことは心配になることは当たり前のことなので、どうしても気になることがある場合は小児歯科に相談をすることがおすすめです。無料相談を行っている小児歯科などもありますよ。

小児歯科選びも慎重に!
特に初めて歯医者を受診する場合は、お子さんが泣いて嫌がることも多いので、お子さんに合った小児歯科を選ぶことはとっても大切です。
一般的に言われる小児歯科選びのポイントをざっと紹介します。
小児歯科選びのポイント
- 明るい雰囲気
- 丁寧に説明してくれる歯科医
- 子どもへのご褒美がある
- 歯並びが気になる場合は矯正歯科
- 口コミやママ友から評判を聞く
歯医者選びってマジでむずくて‥
おそらく一般の方は「近所だから」「昔から行ってるし」と決めちゃってますよね。
歯医者を5つ渡り歩く中の人間からすると、マジで色んな歯医者あります。ほぼ悪い意味で。
良い歯医者の見つけ方については論文を書きたいくらい確立した独自の方法があります。
いつか、記事を公開するので少々お待ちください。(早く書けっていうコメントお待ちしてます)
まとめ
今回は、2歳児の歯ぎしりについて、原因や対策、将来への影響などを詳しくご紹介しました。
歯ぎしりはある日突然始まります。特に2歳頃は乳歯が生え揃う時期なので、歯ぎしりが増える時期でもあります。
我が子の体のことなので心配になる気持ちもよくわかりますが、2歳の歯ぎしりのほとんどは成長過程に必要なものなので、基本的には心配ありません。
歯磨きの時間などにお子さんのお口の中をこまめにチェックしながら、しばらく様子を見ましょう。一時的なものでしばらくすると自然になくなるため、将来に影響を及ぼすこともほとんどありません。
しかし、中には、歯科を受診した方が良いケースもあります。お口の中の異変に気付いたり、パパママが気になることがある場合は、歯科に相談してみてくださいね。