赤ちゃんでも口座開設はできる？気を付けたいポイントも解説

かわいい赤ちゃんが生まれたら、将来のために貯金を始めたいと考える方も多いでしょう。

でも、赤ちゃんでも口座開設はできるのでしょうか？

今回は、赤ちゃん名義の口座開設について、メリットや必要な手続き、注意点などを詳しく解説します。

生まれたばかりの赤ちゃんでも、銀行口座を開設することができます。ただし、赤ちゃん自身はまだ契約行為ができないため、親権者が代理人として手続きを行います。

赤ちゃん名義の口座を開設するメリットは、主に以下の3つが挙げられます。

将来のお祝い金や贈与を貯蓄できる: お年玉やお祝い金など、赤ちゃんのためにいただいたお金を貯めておくことができます。
教育資金の準備: 大学進学など、将来の教育資金を計画的に貯蓄することができます。
節税効果: 毎年一定額までなら、贈与税がかからずに子供に贈与することができます（暦年贈与）。これを利用して、計画的に資産を移転することで、将来の相続税対策にも繋がります。

赤ちゃん名義の口座を開設する際には、以下のものが必要になります。

口座開設の手順は、以下のようになります。

口座開設時には、以下の点に注意しましょう。

銀行によって未成年口座の取り扱いが異なる: 未成年が口座を開設できる年齢や、親権者の同意が必要な年齢、利用できるサービスなどが銀行によって異なります。事前に確認しておきましょう。
子供が一定の年齢に達すると、親権者が代理で手続きできなくなる場合も: 銀行によっては、子供が15歳になると、親権者が代理で手続きができなくなる場合があります。その場合は、子供と一緒に銀行窓口へ行き、手続きを行う必要があります。
長期未利用で休眠口座になる可能性も: 口座を長期間利用しないと、休眠口座となり、預金が払い戻しできなくなる可能性があります。定期的に記帳したり、入出金を行ったりして、口座を維持するようにしましょう。